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H26.12 川口市議会定例会

H26.12川口市議会定例会での、
私の質問部分の1部です。

続き、ならびに答弁などは市議会ホームページ、議事録ページにて公開されています。
http://bit.ly/1AJmOWO

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以下、市議会ホームページより抜粋
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◆34番矢作太郎議員 川口新風会の矢作太郎です。私は今回で6回目の一般質問に立つことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。
 本日はお忙しい中、川口市の今後50年、100年先の将来のことを心配され、多くの市民の皆様が傍聴に駆けつけていただきました。心より敬意と感謝を申し上げます。
 皆様を代表する市議会議員として、しっかりと職責を果たすべく、多くの市民の皆さんの要望にこたえられるよう、新市庁舎建設問題をはじめ、重要案件について、思いのたけ質問をさせていただきます。市内の地域間格差是正の方策の実行実現を目指し、多くの市民に信頼される市政運営が円満にできますよう、納得のいく、かつ建設的な御答弁を期待いたします。
 それでは、通告に従い質問に移ります。
 大きな1番 新市庁舎建設問題について
 市制施行80周年を超え、今日の川口の発展と繁栄は多くの先人、先輩のたゆまぬ努力と精進、そして熱意のたまものと誰もが疑いもなく確信していることと思います。多くの市民が安心・安全な市民生活が送れるよう、またさらに今後将来50年、100年先の孫子の代まで安全・安心して暮らせるように、しっかりとした施策を先見性を持って検討し、市民生活向上のため、着実に実行していかなければならないと思います。
 人災だ、失政だと責められることのないように、しっかりと先見性を持って防災、減災を最優先としたまちづくりを着実に推進し、58万市民の生命と財産を守ることが、市長、市当局、そして私たち市議会議員にとって与えられた重大な責務であると確信しております。
 しかしながら、災害は忘れたころにやってくる。また、後悔先に立たず。人災、失政と言われることなく、これまで日本中を震撼させた地震、火災、水害、津波、がけ崩れによる土石流などによる家屋、道路、橋梁等が破壊され、多くの生命や財産が奪われ、甚大な被害を受けた数々の大災害の教訓を生かすことが一番重要であります。常に防災、減災を念頭に置いた危機管理体制の確立こそが喫緊の課題であります。危機管理に不具合があれば、直ちにその元凶を断ち、速やかに安心・安全な施策に切りかえなければならないと思います。
 平成20年12月、内閣府発表の資料によれば、東京湾北部を震源地とするマグニチュード7以上の直下型地震が今後30年以内に70パーセントの確率で起きると推定されております。この直下型地震が発生した場合、新市庁舎の建設地と決定した現在地周辺の市街地は、甚大な被害が生じる可能性が極めて高いと思われます。
 危機管理部防災課が発行した川口市洪水ハザードマップ、そして地震防災ハザードマップの市内全域の地図の中に、その被害予測が危険度別に色分けされております。集中豪雨による内水氾濫や200年に1回の大雨の際の浸水状況では、市役所現在地周辺では、浸水した場合、水深が2メートルから5メートル未満と表示されております。地震の揺れやすさマップでも、建物予測と地震の液状化危険度マップにおいても、市役所現在地周辺はいずれも最も危険な真っ赤な色で表示されております。かなりの被害が想定されております。
 これが地震が起きたときの、真っ赤なところがですね、ここに現在の市庁舎があるんですが、こういうハザードマップが市民に行き渡るように作成されております。
 これは洪水が起きたときの予測のハザードマップでございます。そして、こちらが中央道路、市役所入り口、想定浸水深3.0メートルと表示されている赤い帯状のペンキが電柱に記されております。
 こちらはオートレース場通り、栄町2丁目の想定浸水深4.0メートルという、こういう表示の赤いペイントが電柱に記されております。
 一方、SKIPシティ周辺の危険度は、市役所現在地周辺より低い表示になっております。新市庁舎建設では、高度で高価な技術の免震構造等を加味した耐震性のすぐれた庁舎を建設しても、いざ災害のときには、庁舎周辺の道路網は分断され、周辺家屋の火災による黒煙に包まれた庁舎で、果たして防災拠点としての機能を十分に発揮できるのでしょうか。
 現庁舎周辺は、軟弱地盤の上に、木造住宅の密集地が多く、道路も狭く、通行量は多い。いざ発災のとき、近くに十分な広さの避難場所がないことが、さらに被害を拡大すると想定されております。これだけ甚大な被害を想定されるであろう現在地に新市庁舎建設をして、実際に大震災の被害が発生した場合には、なぜ現在地に庁舎を建設したのか、必ず責任が問われます。市民への対応等が遅れたため、多くの犠牲者が出てからでは取り返しがつきません。
 防災拠点となる庁舎とは、災害が発生した場合に、市内全体の被害状況を収集し、迅速に対応を実行するために、市役所職員をはじめとする人員が活動し、市民の安全のため、必要に応じて緊急の避難誘導や物資の運搬をする、まさにいざ災害発生のとき、防災、減災により市民の命を守る拠点となる重要な施設、それが防災拠点として、また災害復旧拠点となる庁舎でなければなりません。
 また、災害時には多くの市民が市役所周辺に集まってくることを想定すると、安全確保のためにも十分な空き地が敷地内に存在していることが重要であると庁舎建設審議会でも審議されておりました。果たしていざ災害発生のとき、防災拠点として、また災害復旧拠点となることができるのでしょうか。
 昭和34年竣工で、築55年の本庁舎は、地盤の悪い沼地に建てられたため、阪神・淡路大震災、東日本大震災のたびに庁舎建設の問題が議論されて参りました。平成7年1月17日に起きた阪神・淡路大震災の後、庁舎・新市民病院等建設促進特別委員会の検討結果として、当時の峯岸浩治委員長が3月市議会で、「新庁舎は上青木地区整備機構(NHK跡地、現在のSKIPシティ)に位置付けて、建設を促進する」との結論に達し、委員会審査を終了したと委員長報告がされておりました。
 多くの先輩議員が、川口市内が神戸市や西宮市のように黒煙に包まれた被災地とさせないため、川口の将来を案じて、重大な決意を持って議会に報告されたものと思われます。
 当時の議員のOBの方々は、現在、「議友会」として活動されており、庁舎建設地では、当時決めたのはNHK跡地であり、現在のSKIPシティに建設すべきだと前市長に進言した経緯もあります。
 次に、川口市から提出して平成17年3月に埼玉県が定めた川口都市計画都市再開発の方針の中で、SKIPシティ地区北側については、「川口市の行政サービス、住民サービスを提供する公共公益施設等のシンボル的拠点として整備する」と明記されております。
 この方針に基づき、上青木東西線及び里上青木線の街路整備や芝川新架橋の工事は、公共公益施設等及び新産業拠点を整備するために進められてきた事業なのではないのでしょうか。
 川口都市計画都市再開発の方針について、本年2月4日に都市計画の決定の告示が行われております。今後、川口都市計画都市再開発の方針をどのように対応していくのでしょうか。
 さらに、新市庁舎の建設費削減の問題についてでありますが、新庁舎建設基本構想・基本計画審議会の第5回会議で提案された新庁舎建設費を200億円を上限とするためには、それに応じた庁舎規模にすべきで、既存庁舎、第2庁舎及び分庁舎の活用が必要という意見が出てきました。これでは、これまで来庁者に不評だった第2庁舎と分庁舎を併用してきた旧態依然の不便さが解消されず、ただ建物が新しくなるしかならないのではないでしょうか。
 さらに、市民会館解体後に、その敷地内に建てる庁舎を1期棟、本庁舎跡地に建てる庁舎を2期棟と表示し、1期棟を早期に着手し、2期棟は建設費の動向を見きわめてから着工時期を判断することについても提案されていました。
 ワンストップサービスができるよう、分庁舎を置かない総合庁舎として新庁舎の建設計画が進められてきましたが、建設費削減によって、ワンストップサービスができなくなり、さらに2期棟が竣工するまでにはさらに工期が長期になり、結果として、上限総額の200億円をはるかに超えることになるのではないでしょうか。
 第1期工事だけで竣工直後に引越しが開始できるSKIPシティC街区に、庁舎建設審議会の答申どおり着工したほうが、早く、安く建てられるのではないかと考えている人も少なくはありません。また、200億円を上限とすると、どこをどう削減する計画なのでしょうか。
 次に、新市庁舎建設に伴い、新たなまちづくりについてお尋ねしたいと思います。
 新市庁舎建設に伴い、建設用地周辺だけでなく、市内全体の総合的なまちづくりが必要不可欠になると思います。駅前の市街地周辺と、いわゆる開発基盤整備が遅れている郊外の地域とのバランスのとれた本市のまちづくりについて、今後具体的にどのように取り組んでいく方針なのでありましょうか。
 市長による施政方針である「川口を元気に」、「弱いところに光を当てる」という市政実現のため、即時実効を期待しております。
 ここでは、以下、6点について質問をさせていただきます。
 (1) 市民のための市役所の役割、市政運営で、何を最優先すべきか
 (2) いざ地震、火災、洪水が発生。被災の想定と庁舎建設現在地は安全か
 (3) いざ発災の時、現在地は防災拠点、災害復旧拠点として機能しうるのか
 (4) SKIPシティの「都市計画決定の都市再開発の方針」はどうするのか
 (5) 新市庁舎の建設費削減について
 (6) 新市庁舎建設に伴う新たな街づくりについて質問をさせていただきます。
     〔奥ノ木信夫市長登壇〕

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